卵子凍結(ノンメディカル/社会的卵子凍結)を開始しました

当院では、このたび卵子凍結(ノンメディカル卵子凍結)の治療提供を開始いたしました。

近年、ライフプランの多様化により「将来の妊娠に備えたい」というニーズが高まっています。卵子凍結は、将来の妊娠の可能性を残すための選択肢のひとつです。

卵子凍結とは

卵子凍結とは将来の妊娠に備えて若い状態のまま卵子を保存、加齢による影響が少ない卵子での妊娠の実現、子供を授かりたいタイミングで出産するための準備です。
病気の治療目的ではなく、ライフプランに基づいて行うものを「ノンメディカル(社会的)卵子凍結」といいます。

CDC(米国疾病予防センター)が発表した2021年のARTレポートでは、胚移植を行った周期における生児出生率(赤ちゃんが生まれた割合)が示されています。
自分の卵子を使用した場合、年齢が上がるほど出生率は低下する傾向があり、約12〜44%と幅があります。これは、卵子の質が年齢とともに変化し、受精卵が着床・発育しにくくなることが影響しています。
一方で、ドナー(卵子提供者)の卵子を使用した場合は、年齢に関わらず出生率は比較的安定しており、約37〜50%でした。これは、提供される卵子が主に20〜30代前半の健康な女性のものであるためです。

自身の卵子の妊娠率は年齢とともに低下しますが、提供卵子は年齢に関係なくほぼ一定(約40%前後)です。

まとめ

  • 自身の卵子による出生率:12.3〜44.2%(年齢により大きく変動)
  • 提供卵子による出生率:37.4〜50.0%(ほぼ一定)
  • ポイント:成功率は「卵子の年齢」に依存するため

卵子凍結はこのような方におすすめです

  • 将来の妊娠に備えたい方
  • 今すぐ妊娠は希望しないが、可能性を残しておきたい方
  • 仕事やライフイベントを優先したい方

料金について(1周期あたり)

当院では、以下のパッケージ料金制を導入しております。
※記載費用は全て税別です。

項目 内容 料金(税別)
卵巣刺激 診察、超音波検査、注射薬等を含む 100,000円
採卵 採卵を実施した場合にのみ発生 200,000円
凍結
(成熟卵子が得られた場合)
1個 50,000円
2個目以降 1個につき+5,000円
5個 70,000円
10個 95,000円
11個以上(定額) 100,000円

※別途、事前検査費用等がかかる場合があります。

1周期あたりの総額上限:400,000円(凍結個数に関わらず)
(例)卵巣刺激100,000円+採卵200,000円+成熟卵11個100,000円=400,000円

その他の料金

項目 料金(税別)
凍結保存更新料(前納制) 35,000円/年

卵子凍結の流れ・スケジュール

生理開始から採卵・凍結までのステップとお支払いのタイミングは以下のとおりです。

当院の特徴

  • 専門医によるカウンセリング
  • 患者様一人ひとりに合わせた治療プラン
  • 安心して治療を受けられるサポート体制

卵子凍結は「将来への備え」であり、必ずしも妊娠を保証するものではありません。しかし、ご自身の選択肢を広げる手段として、多くの方に検討されています。まずはお気軽にお問い合わせください。